MHC NEWS -- User-visible changes in MHC. (written in Japanese) * MHC 0.25 で変わったところ ** MHC システム内共通の変更 *** MHC が何の略かを少し変えました。 (Message Harmonized Calendaring system) と命名しなおしました。 *** X-SC-Location: に 「場所」 を指定できるようになりました。 *** 24:00 以降の時間 (例えば 26:00) を許容するようになりました。 ** mhc (elisp) での変更 *** Gnus に対応しました。 現在対応している MUA は Mew/Wanderlust/Gnus になりました。 *** calendar.el ライクな 3ヶ月カレンダーを追加しました。 サマリバッファ右の開きスペースに 3ヶ月カレンダーを 縦に入れました。C-ct でトグルできます。 *** スケジュールの保存場所が変更可能に。 従来の ~/Mail/schedule/ と .schedule に固定だった スケジュールの保存場所を変更できるようになりました。 *** サマリバッファに Location が表示されるようになりました。 X-SC-Location: に記述した内容がサマリバッファに表示されます。 *** カテゴリによる face の指定ができるようになりました。 mhc-category-face-alist, mhc-symbol-face-alist を設定することによっ て、サマリバッファでのサブジェクト表示に face を指定することができる ようになりました。詳しくは emacs/00usage.jis を参照して下さい。 *** Mew での X-SC-Subject: 文字化け問題に対応しました。 Mew では本文を表示したときに、ヘッダに生 JIS を表示しません。 これを無理矢理表示するようにしました。 *** キーバインド (C- C-c> と C-c<) を変更しました。 マイナーモードの慣習に違反している C- C-c> と C-c< を C-cn と C-cp に変更しました。 *** C-c| によるインポートが便利になりました。 既に X-SC-* が付いている記事を C-c| で取り込む際には、 既に付いている値をデフォルトとして提示するようにしました。 会議の席で次の会議の日程を決めるような場合に効力を発揮します。 *** ミニバッファでの M-pM-n が賢くなりました。 入力項目毎にヒストリを管理するようになりました。 *** mhc-inport の Date: 入力が簡便になりました。 「2000年5月15日 〜 17日までの国際会議」 のような場合、 従来は、2000/5/15 16 17 と入力しなければなりませんでしたが、 5/15-17 のように `-' で区切った範囲を入力できるようになりました。 ** その他のコマンドにおける変更 *** Windows でも gemcal (Ruby/Gtk が必要) が使えるようになりました。 ただし、DayBook から各項目に対応するメールを表示することはできません。 ruby/gtk for win が gemcal に必要な機能を実装しきれていないためです。 *** Note PC と sync を行うための mhc-sync を追加しました。 ssh 系由で 2つのマシンのスケジュールを同期するコマンドです。 同期を取る前に準備が必要ですので、mhc-sync スクリプトの中に書いてあ る説明を良く読んでバックアップを取ってから実行して下さい。 *** HP200LX の adb ファイルから MHC 形式に変換する adb2mhc を追加しました。 *** palm2mhc に interactive option -i を追加しました。 Palm で入力したデータを MHC に取り込む前にユーザに確認を促します。 *** today コマンドに --format=ps が追加されました。 today --date=200007 --format=ps で、ポストスクリプト形式の 一ヶ月カレンダーを生成します。 * For details of changes, see the file ChangeLog. Local variables: mode: outline paragraph-separate: "[ ]*$" end: